現在、冷凍食品部門で高いシェアを誇っているマルハニチロ食品ですが、元々は「日魯漁業株式会社」という社名で1914年に設立された会社でした。
当時は、日本で初めて衛生缶を使用している缶詰会社として稼動しており、長らく缶詰の分野において、有名な会社として親しまれていました。
その後、1990年に会社名を「株式会社ニチロ」と変更。
冷凍食品部門にも力を入れ、こちらでも名が通る存在となっていました。
そんな中、2007年に水産加工食品業界でトップシェアを誇っていたマルハと経営統合し、翌2008年には「株式会社マルハニチロ」に社名を変更し、それまでの双方の会社のノウハウを活かしつつ、新たなブランド色を目指し、現在に至ります。
元々、水産加工食品、特に缶詰食品やソーセージ部門で高い人気を集めていたメーカーでしたが、近年、特にマルハニチロになってからは、冷凍食品にかなり力を注いでいます。
特に、水産加工食品の冷凍食品では、そのノウハウを活かして高い質の商品を開発、販売しています。
また、練り物系の強さも際立っており、その技術も活かされているようです。
二つの会社が統合した場合、当然のことですが、各部門における見直し、再編成といったものが行われます。
その中にあって、マルハニチロが冷凍食品部門に力を注いだのは、冷凍食品という分野が近年かなり魅力的な市場になっていることの表れといえるでしょう。
そういう意味では、冷凍食品の勢いをそのまま形にしたような会社、といえるのかもしれません。